先月(執筆時2022年)、ウェブ解析士の資格維持のために、フォローアップテストを受けて合格しました。
2020年に資格を取得してから3年目になります。
当時を振り返りつつ、ウェブ解析士について書きました。
ウェブ解析士を取得したきっかけ
事業会社のWebデザイナーとして企業に勤めていた時、ECサイトの運営・更新・運用をしていました。
サイトへ集客をするために、広告代理店の方と一緒に広告運用を行なったりブログ記事を外部のライターに依頼したりと幅広い経験をさせていただきました。

その時、ただ制作するだけではなく知らない用語やアプローチ方法があり、web業界の奥深さを知りました。
体系的に学びたいと思っていた時に、ウェブ解析士 という資格を知りました。
その後長男を出産し2年間の育児休暇が終わる頃には、夫の会社の転勤で遠方に引っ越しをしていました。
会社からは遠方だったため会社に戻るのは難しいなぁと考えてました。(当時はコロナ前でフルリモートは一般的でありませんでした)
資格を取得したら、転職の際に資格として履歴書に書けるし、勉強になると思って資格を取得しました。




ウェブ解析士とは
昨今のマーケティングにおいて、インターネットを使わない選択肢はありません。アクセス解析をはじめとしたウェブ解析データを活用し、デジタルマーケティングを通して事業の成果を導く人材、それがウェブ解析士です。
ウェブ解析士は、ウェブ解析スキルを身につけ、データを読み取り、正しい判断ができるスキルを習得することを目標としています。
引用元:ウェブ解析士協会
資格を取得するには
- 公式テキストで勉強(公式テキスト8,800円 / Kindle版4,400円)
- オンラインまたはオフラインで受験
- レポートの提出
- 年会費の支払い(正会員 : 6,600円 / 法人会員 : サイトを確認してください)
資格取得後
- ウェブ解析士協会会員名簿へ掲載
- 公式テキストの無料クーポンがもらえる(公式サイトから、PDF形式を購入できます)


資格を維持するには
- フォローアップテストへ合格
- 年会費支払い
資格を取得するための勉強方法・時間
勉強期間は1ヶ月に設定
先に試験を申し込んで、勉強せざる追えない状況にしました。
育休を2年取得していたので、当時息子は1歳6ヶ月でした。午前中に沢山遊ばせて、お昼寝の時間と寝た後に勉強していました。
テキストを一周し、問題集を購入し問題が解けないところをひたすら潰していきました。
また、私は視覚優位なため、自分で紙に書いた方が覚えやすいので、用語と内容が紐づくとように紙に何度も書きました。
前職の経験から、専門用語や内容は大体知っていて、また振り返ることができてとても勉強になりました。






資格を取得するメリット
- 履歴書に書ける
- フォローアップテストがあるので知識のアップデートができる
- ウェブ解析から会社の事業戦略まで奥深く学べる
履歴書に書くことでどのくらい効果があるかはわかりませんが、育休中に資格取得したことは採用担当者にやる気をみてもらえると思います。
また、私の場合ですが育休で実務と距離が出てきていることの負い目が少しでも和らぎ、知識のアップデートもできたので自分の自信になりました。
当初はウェブ業界を体系的に学ぶ目的でしたが、公式テキストはウェブ解析士として企業のウェブ制作・広告運用・コンサルティングとして入ることを想定されて作られているため、事業戦略についても学べました。
まとめ
お客様のウェブサイト制作する際に、サイトの目的・何を掲載するか事業理解といった根本的な部分からヒアリングさせていただきます。その際に、ウェブ解析士に合格するために得た知識はとても役立ちます。
これから、ウェブ制作について勉強されたい方や現在のマーケッター・デザイナーとして、サイト改善を任されている方にはとても役立つと思うのでおすすめです。
記事を最後まで読んでくださり、ありがとうございました。